第15回東京国際ブックフェア2008(デジタル パブリッシング フェア)2008年7月10日~13日に出展いたしました。
弊社出展内容
<出展製品のみどころ>
e-ラーニング対応書籍を出版した展示・販売。XML&Web を活用し入稿~自動組版まで統合した出版システムを実演・実績展示。弊社設備の DTP(外国語・数式等)と多種印刷の紹介を行いました。
<展示内容>
○ 外国語 DTP(中国語・韓国語など)と弊社印刷設備のご案内
中国語 DTP は、24年の実績があります。CTP でもフィルム出力も可能。また、ピンイン書体も自社開発を行い Win でも対応可能です。
印刷設備は、1部~何万部も対応可能 オンデマンド~四六全判印刷機まで整っております。
○ XML KIPIシステム(キピ)
自社開発「KIPI」は、Web 上で入力して頂くと瞬時にまた、何度も校正確認を書籍レイアウトにて行えます。(校正紙のやり取りが不要。)また、XML データを自動組版することで、データの2次利用を容易にできます。
今回は、下記事例を元に書籍の制作方法と「KIPI」の特徴をご説明いたします。
○ e-ラーニング対応書籍の出版にあたり事例説明を行いました。
「書籍とe-ラーニングシステムの同時制作」をテーマに、書籍とe-ラーニングの互いの短所を融合することにより、新たな長所に変える出版製作として「BeeSmart」システムを提案・展示いたしました。
京都外国語大学スペイン語学科 立岩礼子准教授ら・株式会社南雲堂フェニックス・倉敷印刷株式会社は、「BeeSmart」を使って「スペイン語技能検定」を e-ラーニングが行える書籍として開発・出版いたしました。
e-ラーニングの構築には膨大な情報が必要です。
自社開発「KIPI」システムは、入稿・編集・組版すべてを Web により統合して XML データから自動組版にて書籍制作することができます。書籍制作のために入力された情報(XMLデータ)をそのままe-ラーニングシステムのデータベースの基本部分として同時に活用することが可能になりました。また、「KIPI」では音声、映像、画像、膨大な例示なども書籍入力時にデータベース保管・構築することができ問題・解答・解説・音声等の一括管理を行い、かつ自動的にe-ラーニングのデータベースとして利用することができます。よって、書籍を製作し e-ラーニングを直接ゼロから構築する場合に比べて、大幅にコンテンツ制作時間・コストを削減することができました。
e-ラーニングと教科書を比較した場合の特徴的な利点は、教科書では表現不可能な音声・映像・質問に対する即時回答・学習者の弱点の指摘など、或は教科書では量的に表現しきれない膨大な例示、関連するホームページへのリンクなどを可能にし、あたかも専属教師が目の前に居るかのような学習が出来ることです。(今回、質問に対する即時回答は、行いません。)このようなe-ラーニングの利点を生かしつつ、教科書のコンテンツをリアルタイムに共存させることで出来るだけ最新の情報に更新することが出来ます。e-ラーニングの欠点は非常に目が疲れるところ。長時間の勉強には向きません。よって、教科書(紙媒体)の利点との組合せで新たな学習方法をご提案いたします。
企画出版のお役に立てれば幸いです。
* BeeSmart
Book・e-learning・efficiency(能率的)Bee(ミツバチ→勤勉の象徴)be smart(賢くあれ)
* e-Learning(インターネット学習)
・書籍等の紙媒体を利用した学習をパソコンに代表される電子機器に置き換えて学習します。
・機器(PC 等)が設置可能な場所または持ち運びが可能な機器で学習する場所を限定することなく学習する事ができます。
・インターネットを利用することによって、遠隔地からの学習や、指導を受けることが可能となります。
![]() |
![]() |
![]() |
無料公開セミナースケジュール |
会場の様子01 |
会場の様子02 |
セミナー会場が、先着順となっておりました。今年も立ち見にてご迷惑をお掛けいたしました。深くお詫び申し上げます。